









一皿ごとにページがめくれる店──中国家常菜 燕郷房で味わう物語
去年からホテルを取るときに使っている「旭橋駅」のすぐ近くにある店だ。 美味しいと噂には聞いていたのに、なぜか足が向かなかった場所でもある。
そんな店に行くきっかけをくれたのは、家探しをお願いしていた不動産屋の担当くん。そして、彼のおすすめで訪れた「ちるり」のオーナーさんが、実はこの店の出身だと知って驚いた。
ヤシの木が並ぶ街路樹にもすっかり違和感がなくなった昼下がり。 中華の外観と南国のヤシが並ぶ光景は、どこか異国のようで面白い。 店は2階建てで、外からでも“美味しい店の雰囲気”がじわりと滲み出ている。
昼は定食もあり、四川料理と聞けば、まずは麻婆豆腐を頼みたくなる。 さらにおすすめの餃子、シューマイ、そして今回はチャーハンも追加。
まず運ばれてきた麻婆豆腐。 見ただけで汗腺が刺激されるようなビジュアルだが、口に入れた瞬間に来たのは辛さではなく旨味。 その後、じわじわと追いかけてくる辛味が心地よい。「うまい」。
続く餃子は、自分の中の“餃子像”を軽く超えてきた。 いつものように一口でいくと、口の中でスープが花火のように弾ける。 その旨味が、火傷しそうなほど熱いのに、するりと喉へ落ちていく。「うまい」。
まるで一冊の本に引き込まれていくような感覚だ。 次のページにはどんな料理が待っているのか、続きを読みたくなる味。
きっとまた、この“本”を読み進めに来るだろう。
中国家常菜 燕郷房(ヤンキョウファン)
住所:〒900-0021 沖縄県那覇市泉崎1-11-3
電話:098-862-0011
営業時間:
月・水・木・金 11:30 – 14:30(L.O. 14:00)/17:30 – 23:00(L.O. 22:30)
土・祝日 17:00 – 23:00(L.O. 22:30)
日 12:00 – 22:00(L.O. 21:30)
定休日:火曜日
You doing anything fun?
コメントを残す